火を焚くや枯野の沖を誰か過ぐ
創刊主宰 能村登四郎の代表句の一つです。
「冬の時代」から脱却すべく苦悩した末に生まれた句と言えます。登四郎にとって新境地を開く大きな転換点となったこの句は、
昭和45年創刊の「沖」の誌名由来であり、市川のじゅんさい池公園には句碑が建立されています。



「沖」は1970年(昭和45年)に創刊された俳句雑誌です。
「市川馬酔木会」から発展した「森句会」が主体となり八十八名の末広がりの投句者により
創刊されました。 創刊主宰の能村登四郎の熱い志のもと、初代編集長の林翔と共に
「伝統と新しさ」という創刊理念を掲げ、俳壇に向かって伝統俳句の未来について発信を続けてきました。
